こんにちは!
福島です。
相談の多い「股関節の痛み」について、専門知識がなくてもスッと理解できるようにやさしくまとめていきます!
股関節は体の中でもとても複雑で、痛みの原因が“骨の形”からくるものもあれば、“関節のクッション”や“筋肉のはたらき”が弱っていることが原因の場合もあります。
股関節は、太ももの骨(大腿骨)の“ボール”が、骨盤側の“おわん”にはまり込む形をしています。
そのため、
前後左右に大きく動ける
その分だけ負担もかかりやすい
という特徴があります。
さらに、股関節そのものだけでなく、膝や腰など他の関節のトラブルが股関節に影響を与えることも多いため、症状の見極めがとても大事になってきます。
股関節痛でまず知っておきたいのが、
「寛骨臼形成不全」=股関節のおわんが浅い状態です。
一般的には“変形性股関節症”の原因のひとつとして知られています。
これは、レントゲンを見ると“骨の角度”で判断できます。
1. CE角(しーいーかく)
太ももの骨のボールをどのくらい“おわん”が包んでいるかを示す角度です。
25°以上 → 正常
20°以下 → 形成不全の可能性が高い
2. Sharp角(しゃーぷかく)
股関節のおわんがどれくらい“横に広がっているか”を見る角度です。
33°〜38° → 正常
40°以上 → 形成不全の可能性
これらの角度は、施術の効果を確認する上でもとても重要です。
これらのことを踏まえて施術していくとより、詳細な施術ができますので、専門機関へ行ったら、質問することも重要です!
そうすると、セラピストとも連携がとりやすく痛みを改善しなすくなります!
最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回もお読みいただけると幸いです!
ー福島







